2026.09.02更新
逆流性食道炎
胃液が胃から食道に逆流してしまい、食道が荒れててしまうことで起こる病気。
胃の壁は粘液があるため、だいじょうぶですが、食道の壁は、胃液にさらされると炎症を起こし、胸焼けやつかえ感が出てきます。
腰が曲がっている人、食道裂孔ヘルニア(横隔膜の筋肉や組織のゆるみやお腹の圧力が高まることで、胃の一部が横隔膜をこえてしまう病気)
の人に起きやすい病気です。年齢をすすむにつれ多くなりますが、若い人でも逆流性食道炎を起こすことがあります
ごはんを食べた後、すぐ横になることはありませんか。昼休憩中、昼ご飯後の昼寝や、遅い夕ご飯の後にすぐ寝てしまうことはありませんか。
”ごはんを食べてすぐ横になると牛(山形弁ではベゴ)になるぞ”という言葉を聞いたことはありませんか?
ごはんを食べると胃液が出ますよね。胃液は液体なので低いところにたまります。
立ったり、座ったりしていれば胃の出口辺りが一番低いのでそこにたまります。しかし、横になると胃の入り口あたりが一番低くなる(胃底部といいます)ので、胃液がたまります。その胃液が食道に流れやすくなり、食道炎をおこします。ですから、食事をしたらすぐ横にならないでください。
昔の人は経験上、この病気になりやすい行動を知っていたので、”ベゴになるぞ”と教えてくれたのです。えらいですね!!
さいとう内科胃腸科クリニック 齊藤公人 記
投稿者:
